養老の滝・菊水泉(養老の滝)情報

※その他養老の滝・菊水泉情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/50197113.html

※その他昭和の名水百選情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/showameisui-hyakusen-matome.html

※その他岐阜県名水情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/gifu.html

場所
岐阜県養老郡養老町養老公園Googleマップの地図

行き方
養老鉄道養老線養老駅下車。
下車後、菊水泉までは30〜35分。

交通の便
養老線は1時間に1〜2本電車があり。

飲用出来るかどうか?
飲用可。

簡単な感想
養老の滝を見学後は山を降りて菊水泉へと移動をし、養老の滝より20分ほど山を下った所にあります。

※養老の滝の感想記事
http://www.meisuiyugi.net/archives/50771902.html

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菊水泉の手前には、菊水泉から流れてきた清らかな水が勢い良く流れています。
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その後順路を移動し、程なくして菊水泉こと、菊水霊泉に到着しました。
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菊水泉には菊水泉や養老の滝の最寄り駅である養老駅にひょうたんが置いてある経緯が
菊水泉の故事である事を示唆する情報が菊水泉の近くにある立て看板にあったので読んでみると
かつてこの付近で貧しいながらも親を敬う樵(きこり※今風に言うと林業従業者)をしていた者がおり
毎日山を登って薪を切って町で売りに回る事で収益を上げて日々の生活を行なっていたようですが
生活は苦しく老父の好む酒を十分に買うことができませんでした。

とある日にいつものように山に登り、この日は何時もよりも山の奥に進んで薪を切りに行った時に
谷深い岩崖から流れて落ちる水を見て、「この水が酒だったらなぁ」と思いながら岩から滑り落ちしてしまい
その後しばし気を失っていましたが、ふと気がつくとどこからか酒の香りが漂ってきたので
あたりを見回してみると、岩間の泉から山吹色の水が湧きだしていたのでその水を舐めてみると
香しい酒の味がし、夢なのか?現(うつつ=現実)なのか?と最初は思ったそうですが
最後は物欲に負けて「有り難や天より授かったこの酒」という言葉を残し、腰に下げていたひょうたんに
その水を汲んで自宅に持ち帰って老父に飲ませた所、半信半疑であった老父は一口飲んで驚き
二口のんでは手を叩いて喜び、父と子の和やかな笑い声が村じゅうに広がったそうです。
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その後その老父は、不思議な力がかかった水を飲んだことにより、白髪が消えて髪が黒くなり
顔のシワが無くなってすっかり若々しくなるなど、新興宗教も真っ青な効能を見せたのが
この菊水泉なのだそうです。
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その後は菊水泉の水が飲める水飲み場を発見したので早速頂くと
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故事のようなお酒の味はしませんでしたが、飲み始めは微炭酸が入ったように思えるくらいに
口の中がスカっとする刺激的な味がし、飲み終わりにかけて元々の水の硬度が高いのか?
段々と濃く重たい味わいへと変わる水でした。

菊水泉の水を飲み始めに刺激を感じた理由としては
菊水泉の水の中には遊離炭酸が含まれている為に炭酸水のような味がするそうです。
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菊水泉見学後は、最寄り駅の養老駅へと戻りました。

お勧め度
5段階評価で3