慈恩の滝情報

※大分県名水まとめページ
http://www.meisuiyugi.net/archives/oita.html

場所
大分県日田市Googleマップの地図

行き方
JR久大本線天ヶ瀬駅下車。
下車後、タクシーで10分ほど。

または、JR久大本線杉河内駅下車。
下車後すぐそば。

交通の便
天ヶ瀬駅
1時間に1〜2本汽車があり。(ほぼ1本)

杉河内駅
久留米方面は9,12,14,16,20時代を除き1時間に1本
大分方面は9〜11、18、20時代を除き1時間に1本汽車があり。

飲用出来るかどうか?
滝の為飲用不可

簡単な感想

a9be47ec.jpg


慈恩の滝到着後、早速滝の裏に回るため順路を進んでいくと
96398974.jpg


ものすごい勢いで上から水がドボドボと流れてきます。
e89a51bc.jpg


思っていたよりも水量が多く、撮影場所によってはカメラが水没してしまいそうです。
e441abb8.jpg


滝の裏から苔むす順路を更に奥へと進み
69280fce.jpg


ちょっぴり離れた場所から慈恩の滝の撮影です。
※慈恩子ネタとして、ジョン・カビラさんの本名は川平慈温(じおん)と言います。
ec31caaf.jpg


裏見の滝を堪能するための通路を出た後、目の前に竜の像があり
像の前に立つと、この象には「慈恩の滝と竜の物語」と言う名前が付いており
像と共に、制作理由などが記されています。
57ac5327.jpg


その像の近くを見回すと、大きな玉が展示されており
その像に水をたらすと、玉の中がすっきりと見れる仕掛けが施されています。
075595eb.jpg


その他滝のそばには、慈恩の滝の由来と書かれた看板があり
その看板を見ると、1000年前にこの滝壷の中に大蛇が住んでおり
麦の穂が実る頃に、滝壷から這い出て、麦畑の中でのたうち回り
麦畑はほぼ全滅し、その後数年間大蛇の被害に苦しめられたそうです。
その為、土地を手放して家を捨てるものが続出し
荒れ放題になったある日、近くを通りかかった旅の僧が
大蛇を鎮めるため、滝の前に行き原因を究明しようと試みた所
大蛇の全身に虫が寄生しているのを発見し
その姿を哀れに思った旅の僧は、大蛇の為に経文を読み
さらに大蛇の体をさすると、その後大蛇は静かになって病気も治癒し
その以後、暴れること無く、村人たちは作物の実りを享受出来るようになったそうです。
そのことを感謝した村人達は、その僧の恩に報いるため
慈恩寺と名前をつけて建立し寄進した事がきっかけで
この滝は慈恩の滝と名前が付いたそうです。
なお慈恩寺は戦国の争乱中に、大友宗麟の軍により滅失してしまい
現在その寺の姿は残っていないそうです。
4a654ee5.jpg


そんな名前の由来を持つ、慈恩の滝見学後は天ヶ瀬駅へと戻ります。

お勧め度
5段階評価で4