妙見神水情報

※その他宮崎県名水情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/miyazaki.html

※その他平成の名水百選情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/heiseimeisui-hyakusen-matome.html

場所
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町Googleマップの地図

行き方
九州産交通バスたかちほ号+たかもり号五ヶ瀬町役場前下車。
下車後タクシーで15分ほど。

または熊本市から車で1時間30分〜2時間ほど。
※高森町からは40〜50分位?

交通の便
九州産交バスは往復1日3本
※詳しい時刻は下記URLからリンクされたPDF等を参照ください。
http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/kuko_minato/takamori/takamori4.php

飲用出来るかどうか?
飲用可能。

簡単な感想

今回妙見神水へは阿蘇から向かうルートで移動し
南阿蘇鉄道の終着駅の高森駅側にある
高森中央バス停から五ヶ瀬役場前までバスで移動した後
更に役場前からタクシーに乗ること15分ほどで
宮崎県で平成の名水百選に選ばれた妙見神水に到着しました。
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妙見神水を訪れた時は、12月と言う事もあり
水源付近には溶け残った雪が所々に残り
非常に寒々しい雰囲気の中の見学となりました。
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入り口付近にある妙見神水の事が書かれた看板を読むと
名水が湧き出る妙見神社は、西暦870年の清和天皇時代から伝統を継承している事や
妙見神水の源泉にそびえる祇園山は、日本列島でもっとも古い
4億3千万年前の化石を産し、九州島(現在の九州全土)が海から隆起し
最初に誕生した山として知られ、地質学的に非常に貴重な場所と言われています。
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隆起した時期がそれだけ古いために
祇園山の石灰岩層洞窟から妙見神社の一角に湧き出る妙見神水は
歴史的な意味を込めて「四億年の雫妙見神水」と呼ばれています。

その他、母乳の出が少ない人が妙見神水を飲む事により
乳の出が良くなるという伝承がある事から
別名「授乳の神水」とも呼ばれているそうです。
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水路脇を通って水くみ場の前に到着すると、先に水をくみに来た方が居たので
邪魔にならないよう、一枚妙見神水の看板の写真を先に撮影した後
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水くみが終わるまで、水源奥がどうなっているのか?散策をしてみることにしました。
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水くみ場の奥にある木橋を渡って下を見ると、湧き出た水が
川のように勢いよく山の下へと流れている場所がありました。
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ちょっぴり森林浴を味わった後、水飲み場が開いたので
早速妙見神水の水を味わうことにしました。
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早速一杯飲んでみると、冷たく円やかな味がする非常においしい水です。
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しばし円やかでおいしい水をたらふく飲んだ後は
水源手前の地域活性化施設「水の館」を覗いてみました。
その日は誰もいなかったため、何のための施設かわかりませんでしたが
後で調べてみると、水の館を中心に「祇園神楽」の伝承や
近隣の自然を生かして「紅葉まつり」を実施することにより
文化の維持保全をしつつ、水の館もとい妙見神水は
人々に親しまれているようです。
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水源見学後は、雪が残る階段を上って再びタクシーに乗り
向かうはバスを降りた五ヶ瀬村役場前ではなく、高千穂渓谷の最寄りバス停の
高千穂バスターミナルへと向かいました。

妙見神水から高千穂バスターミナルへは、おおよそ30分ほどで到着です。
※参考までに、今回水源を散策するためにかかったタクシー代金は
五ヶ瀬村役場前→妙見神水→高千穂バスターミナルのルートで約9000円です。

お勧め度
5段階評価で4