場所
秋田県雄勝群東成瀬村Googleマップの地図

行き方
JR奥羽本線十文字駅下車。
下車後、国道342号線を10km程
奥州市方面へ向かった先にあり。
(東成瀬村役場の1km位先)

交通の便
新庄方面へは12,16,20時代を除いて
1時間に1本以上

大曲方面へは、10,13,20時代を除いて
1時間に1本以上電車があり。

飲用出来るかどうか？
飲用可能

簡単な感想
蛭川清水は、佐竹時代(1)に「検地」のために訪れた家臣達が
この清水の処で昼食や休憩の時に喉を潤したといわれています。

(1)ここで言う佐竹とは、源氏の流れを汲む平安時代から存在した豪族が起源の一族で
戦国時代、江戸時代共に大名として君臨した佐竹氏の事を指します。

また、検地の際に利用した以外にも昔の往来の人達の憩いの場所でもあったそうです。

現在も名水として各方面から飲料として広く利用され
ここ最近、大橋建設によって今のような状態に整備されたそうです。

蛭川清水の名前の由来は、蛭川集落にある清水なので
蛭川清水なのかな？と思っていましたが
蛭川清水内の看板の内容を参照すると、佐竹氏が、地検(2)を行った際
側にある成瀬川を渡った際にちょうどお昼時だった為昼川と名付け
その後昼川付近に蛭が多く生息していたと言う事から昼川から蛭川と名前が変わり
蛭川の側から湧き出す水場という事で蛭川湧水と言う名前になったそうです。

(2)地検とは、領土内の田畑の面積を正確に測量し、その面積によって税収を課せる為に行う調査活動の事。

そんな故事由来のある、蛭川清水の水の味は冷たく美味しい味の水でした。

この記事上に蛭川清水の最寄駅は、JR奥羽本線十文字駅と書きましたが
蛭川清水から岩手県の境目近くに移動した所に、もう一つお勧めの栗駒仙人水という水飲み場があるので
可能なら自家用車で行く事をお勧めします。

お勧め度
5段階評価で3