湧つぼ情報

※その他青森県名水情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/aomori.html

※その他平成の名水百選情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/heiseimeisui-hyakusen-matome.html.html

場所
青森県北津軽群中泊町Googleマップの地図

行き方
津軽鉄道大沢内駅下車。
下車後、水源入り口まで徒歩10分〜20分。
入口から水源までは、徒歩20〜40分(約1.4kmの起伏に富んだ道)

交通の便
津軽鉄道は
津軽中里方面へは、9時代と16時代を除き、1時間に1本(終電は20時代)
津軽五所川原方面へは、13時代と19時代を除き、1時間に1本汽車があり。
(終電は20時代(終電は金木駅停車なので注意))

飲用出来るかどうか?
冬季は不明だが、田んぼに水を供給する時期は
池の中の水量が多くなる為、水源が池の底に沈んでしまい
飲用不可。
6月以降、田んぼに水が供給し終わり
池の中の水量が減ると、水源が地表に出て来るそうです。
(↑は現地の方の情報です。)

簡単な感想

1.池の中に水源が沈んでいる時期の感想

水源までは、大沢内ため池を横断する橋を渡って
その奥にある、深い森の中を歩くこと30分ほどで
水源のある場所へと到着します。
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水源と思わしき場所に到着後、湧きつぼと書かれた看板の近くには
環境省のサイトに掲載されている写真と違い
池畔に木枠で囲った、水汲み場のような場所は無く
大沢内溜池の水面しか見えませんでした。

その時は水源がなぜないんだろう?と非常に疑問に思っていましたが
自宅に戻ってから、いろいろと調べていく内に
水源が消失していた理由が分かりました。

その理由は、11月以降から5月位までの間に
田畑に使う水を貯めておく為に水位が上がり
水源が池の中に沈んでしまうそうです。
_MG_1218
理由がわかった時にはちょっとショックでしたが
水源へと向かう為の順路は、平地なのに山奥にある森のような
非常に深い森の雰囲気が出ている事や
水源へと向かう順路が起伏に富んでいて
かるーい運動+森林浴を楽しめる絶好の場所です。

水源が池の中に沈んでいなければ尚良かったのですが
深い山にありそうな本格的な森が、山を登らずに楽しめるので
手軽に森林浴と名水散策を同時に行いたい方にお勧めな場所です。
_MG_1243_MG_1263

2.水源が地上に浮上した時期に見学をした感想(6月後半〜10月末あたり)

前回見学した時と同様、溜池を横断する橋を渡って
深い森を進み、入口から10〜15分ほど歩いた場所にある
湧つぼへと下って行く階段の奥に、由来について書かれた看板に
何か変化が無いか調べてみると
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看板左横に小さく湧つぼは水没していませんと
書かれていたので、前回の見学時に水の味を楽しめなかった思いを遂げるべく
順路に従い階段を下りて行きました。
_MG_1218
看板の位置から歩く事、5分ほどで水源前に到着し
前回見学時は、上記の写真のように水源部分が
溜池の下に隠れていましたが
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今回見学時には、すっかり水が引いて
水源へと歩いていけるようになっていました。
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毎年、水源が池の底に沈むためなのか
水源を覆う木枠は新しい物が使われており
池が水で覆われる時には、木枠を外せるようにしてあるのかな?
と、妄想をしてしまいました。
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なお、水源の側には湧つぼの水を飲むための柄杓があり
好きなだけ自由に飲む事が出来ます。

早速、その湧ぼから湧き出てくる水を飲んでみると
非常に冷たく円やかでおいしい味の水です。
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※写真では分かりにくいのですが
常に源泉はごぼごぼと水が湧き出ていました。
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この写真を撮る為に立っている場所は
5月の見学時には、池の底だった場所です。

数か月前まで池の底だった場所に立っていると
なんだか不思議な気分になります。
せっかくここへ行くのなら
水源が水の中に沈んでいない、6月〜10月あたりの時期を狙って
行くのがお勧めだと思います。

お勧め度
5段階評価で4