安曇野わさび田湧水群(大王わさび農場)情報

※その他安曇野わさび田湧水群情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/50197830.html

※その他長野県名水情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/nagano.html

※その他昭和の名水百選情報
http://www.meisuiyugi.net/archives/showameisui-hyakusen-matome.html

場所
長野県安曇野市Googleマップの地図

行き方
JR大糸線穂高駅下車後、車で5分ほど。

交通の便
1時間に1〜3本程度(大体毎時1本)電車があり。

飲用出来るかどうか?
飲用可能。

簡単な感想

柏矢町駅近くの安曇野の里の水飲み場やわさび田湧水池の見学を楽しんだ後は
安曇野わさび田湧水群の水源の中で一番有名な大王わさび農場へと向かいます。
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大王わさび農場に入ると、黒澤明氏の脚本によるオムニバス映画の
「夢」の第八話「水車のある村」の撮影を大王わさび農場と
脇を流れる万水川と蓼川の合流地点で行われた事を記した看板があり
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万水川と蓼川の合流地点を見ると万水川が透き通っているのに対し蓼川の方は濁っており
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蓼川の上流部を流れる梓川の綺麗さ(上高地等)を知っている分、ちょっぴりショックを受けました。
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万水川と蓼川の合流地点を見学を楽しんだ後は大王わさび農場内へと向かいます。

今回見学する大王わさび農場は、1917年に開業した長野県安曇野市にあるわさび農場で
一般的には大王農場、大王わさび園とも呼ばれ、有限会社大王が運営が行われ
この農場では、北アルプスからの湧き水を利用した安曇野わさび田湧水群の一角にある
日本最大規模のわさび園であり、年間約120万人が訪れる安曇野随一の観光スポットで
わさび田に引かれる湧水は一日12万トンで、水温は年間通して12℃と低く
わさびの収穫は年間通して行われており、大王わさび農場の栽培品種は
長野23号、真妻、正緑等があります。

わさびは直射日光に弱い為、4月から9月末まで黒い寒冷紗でわさび田を覆っているので
わさび田に近づいてみないとわさびが生育している姿が見えないようになっています。

大王わさび農場の「大王」の名前は敷地内にある大王神社に由来し
この神社は民話に登場する八面大王の胴体が埋葬されていると言い伝えられています。
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わさび田の下を覗いてみると、黒い寒冷紗の下に沢山のわさびが栽培されており
わさびを栽培するのに使用する水は非常に透明度が高く冷たい水が使われています。
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その他大王わさび農場にははちみつを採取するために持ち込まれたと言われる
ニセアカシア(ハリエンジュ)の木が沢山生息し、良い蜂蜜が採取出来る事や
ニセアカシアがマメ科のため地中の窒素を固定する根粒菌との共生を行い
効率よく土壌から栄養を吸収し、やせ地でも支障なく生育できる一方で
やせ地でも生育できる特徴と、除去が困難である事から爆発的に各地の河川敷で数を増やし
今日では要注意外来生物として忌み嫌われています。
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わさび田の見学を楽しんだ後は、わさび田内に水飲み場があったので早速頂くと
先ほど飲んだ安曇野の里前の水飲み場と同じように冷たくスッキリとしておいしい水です。
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その後わさび田内にある売店を散策し、お昼ごはんがてら
大王わさび農場の軽食コーナでわさびコロッケバーガーを注文しました。

詳しい感想は下記リンクを参照していただけると幸いですが
ほんのりとわさび味を感じるポテトがほくほくとしたコロッケは美味しく
味付け用の更にわさびソースも掛け放題なので、辛い物が得意な方には勿論
苦手な方もソースを調整する事で、誰にでも食べやすい点が嬉しい所です。

※わさびコロッケバーガーを食べた感想
http://www.tabenomi.info/archives/50458647.html
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大王わさび農場を出た後は穂高駅へと向かうタクシーを電話で呼び
しばらくの間水の張られた田んぼを見ながらゆったりとした時間を過ごしました。
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お勧め度
5段階評価で5