落門の滝(下木の滝)情報

※大分県名水まとめページ
http://www.meisuiyugi.net/archives/oita.html

場所
大分県竹田市大字会々Googleマップの地図

行き方
JR豊肥本線豊後竹田駅下車。
ホーム上からすぐに見学可能。

交通の便
大分方面へ行く汽車は
大体1時間に一本程度汽車がありますが
熊本方面に行く汽車の本数は非常に少なく
特急を除くと、熊本方面へ行く電車が6本
そのうち途中の宮地までの汽車が3本しかないので
青春18切符を利用の際には、時には更に切符代を払って
特急列車に乗る勇気も必要です。

飲用出来るかどうか?
飲用不可。

簡単な感想
落門の滝はJR豊後竹田駅裏手にある、切り立った崖にかかる滝で
駅舎越しでの位置から、これだけ落差のある滝は他になかなか無いと言われています。
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青春18切符等を使って、大分県から熊本県へ向かう際に
豊後竹田駅の停車時間の時間つぶしに見学をする方の
感想が多くあり、鉄分たっぷりの趣向を持つ方には結構有名な滝の様です。

この、落門の滝という名は
江戸時代の豊後の儒学者広瀬淡窓が
この滝のことを詠んだ漢詩の一節「断崖落泉大夫門」から採った名前で
竹田駅前の橋のたもとには、この漢詩を刻んだ石碑が建てられています。

実はこの滝は、自然に出来た河川に架かる滝ではなく
第3代藩主中川久清が熊沢蕃山を招いて築いた城原井路の末流が
上流から流れているのがこの滝の正体で、この城原井路を建造した目的は
竹田市北西部の丘陵地を灌漑する農業用水を確保する為に建造したのが理由で
季節によっては落門の滝に流水がなく、時期が悪いと滝の存在が確認できないそうです。

水が流れている間であれば駅舎内から手軽に見学ができるので
豊後竹田駅のホーム上に滞在する機会があれば一度見学してみる事をお勧めします。

お勧め度
5段階評価で3